楽しく遊びながら、成長できるおもちゃを知育玩具と言います。
ジグゾーパズルは知育玩具としても最適です。
集中力向上や生きていく上で必要な能力を養うことができます。
今回は知育玩具としてのジグゾーパズルについて紹介します。
具体的にジグソーパズルでどんな能力が身に付くのか。
そして、どんなジグソーパズルがおすすめなのか。
しっかり紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
子どもが地図を学ぶことを目的に開発されたジグソーパズルは、知育玩具としてピッタリです!
知育玩具とは?
知育玩具は子どもの成長に合わせて、楽しみながら学べるおもちゃです。
そもそも「知育」とは子どもの知的能力を高める教育です。
幼少期から知育に取り組むことで、想像力、推察力、観察力、判断力など、さまざまな知的能力を育てることができます。
知育は慶応大学で有名な福沢諭吉さんの著書「学問のすゝめ」でも「三育」取り上げられています。
三育についても少しだけ紹介します。
「学問のすゝめ」では教育の基本として「三育」が紹介されています。
三育というのは、イギリスの哲学者ハーバート・スペンサーが著書「教育論」の中で「知育・体育・徳育」と説いています。
簡単に言うと、知的能力、身体能力、心の教育という感じでしょうか。
お子さんは心技体をバランス良く育ててあげることが、大切だと思います。
知育玩具としてのジグソーパズルの効果
ジグソーパズルが知育玩具としてどんな効果があるのか紹介します。
集中力が養われる
ジグソーパズルに根気よく取り組むことで、集中力が養われます。
いろいろなものへ興味が移りがちな子どもは、15分程度集中できれば立派です。
もちろん個人差はありますので、5分も続かないこともあると思います。
しかし、大人でもやり始めると没頭してしまうジグソーパズル。
まずはお子さんの好きな絵柄などで興味を持ってもらうことが重要です。
ジグソーパズルを完成させる喜びを知ってもらえば、集中してジグソーパズルに取り組んでくれると思います。
TVを消すなど、ジグソーパズルに集中できる環境も整えてあげてくださいね!
空間認識能力が鍛えられる
ジグソーパズルでは空間認識能力が鍛えられます。
空間認識能力とは立体的な空間で物体の形状や相対関係などを認識する能力です。
空間認識能力が高い人の特長にはこのようなことがあります。
- スポーツで他の選手との距離を把握する。
- 地図を見たときに素早く判断ができる。
- 物体の見えていない側の想像ができる。
空間認識能力はものごとを立体的に、多面的に捉えることができます。
スポーツが得意とか、地図を見るのが得意というだけではありません。
何かトラブルに直面したときに、問題を広い視野で捉え、最適な解決策を素早く導き出すことができます。
実際に空間認識能力は日常生活の中で五感を使って訓練されます。
ピースを触って遊ぶことは、空間認識能力を鍛える近道です。
空間認識能力は3〜5歳の頃に大きく成長すると言われています。
論理的思考が身に付く
ジグソーパズルに取り組むことで論理的思考が身に付きます。
論理的思考はロジカルシンキングと訳されます。
論理的思考は問題を解決するときに、とても重要になる考え方です。
問題に対して起因や原因などの因果関係を考え、真の原因に早くたどりつく必要があります。
さらに真の原因について、解決策を根拠を元に筋道を立ててアプローチします。
ジグソーパズルは絵柄やピースの形状を元に推理します。
単純なことかもしれませんが、その行動が論理的思考を身に着けることに役立ちます。
知育玩具としてのジグソーパズル選び方のポイント
知育玩具として、ジグソーパズルを選ぶポイントを紹介します。
ジグソーパズルで遊んでもらうため、お子さんに興味を持ってもらうことが最重要です!
ジグソーパズルの材質
ジグソーパズルの材質は大きく分けると二種類に分類されます。
木や紙など
木材や紙など、自然にある材料を使ったジグゾーパズルです。
木材のパズルであれば、実際に触れると木のぬくもりを感じることができます。
天然素材ならではの触り心地や香りで親しみが湧くと思います。
紙のジグゾーパズルは水に弱いのが欠点です。
プラスチック
プラスチックを使ったジグソーパズルは軽さが最大のメリットです。
また水に強く、汚れをすぐに拭き取れますし、丸洗いすることもできます。
印刷技術の発展により、見た目も鮮やかでお子さんの興味を引き付けることができます。
ただし、プラスチックの欠点は劣化してしまうことです。
割れた破片で怪我をしないように、こまめに点検してあげてくださいね!
ジグソーパズルの難易度
お子さんの年齢に相応しい難易度のジグソーパズルを選んであげてください。
ジグソーパズルはピース数や絵柄などで、難易度が大きく変わります。
幼児向けの商品は対象年齢が記載されていますので、参考になります。
ただし、2歳向けのパズルを1歳や3歳のお子さんに向いていないわけではありません。
あくまでも対象年齢ですので、お子さんの成長にあわせて選んであげてくださいね!
ジグソーパズルの絵柄
最後に重要なポイントはお子さんの興味のある絵柄のジグソーパズルを選んであげることです。
好きなキャラクターがいれば、そのキャラクターの商品を選んであげてください。
また、ジグソーパズルで乗り物や恐竜が好きになっていくお子さんもいます。
興味のあるジグソーパズルで遊ぶことが重要です!
年齢別おすすめジグソーパズル
実際に年齢別にどんなジグソーパズルが向いているのか紹介します。
具体的な商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
1歳からのジグソーパズル
1歳程度のお子さんにはキューブパズルがおすすめです。
絵柄を並べて揃えるだけの単純なパズルです。
ピースを組み合わせる作業がありませんので、小さいお子さんに最適です。
サイコロのように6面が異なる絵柄になっているものもあります。
立体的なパズルに触れることで、空間認識能力が鍛えられると思います。
2歳からのジグソーパズル
2歳程度のお子さんには雲形ピースの板バズルはいかがでしょうか。
絵柄だけでなく、ピースの形状で判断するようになります。
パズルの材質も紙ではなく、木やプラスチックなどさまざまなものがありますよ!
3歳からのジグソーパズル
3歳以上のお子さんには、数字やひらがなの入ったものがおすすめです。
数字や文字の勉強になります。
一緒に遊びながら、ピースの文字を使ってしりとりなどをしてあげるのも効果的です。
好きなキャラクターが入っていると、楽しく遊びながら学べます。
小学生低学年向け
小学校に入学した程度のお子さんには、少し難しいジグゾーパズルにも挑戦して欲しいです。
ジグゾーパズルが趣味として楽しんでもらえるとさらに嬉しいです。
ジグソーパズルには日本地図や算数のお勉強など、遊びながら自然と学びになるものが多いです。
地図のジグゾーパズルはこちらの記事でも紹介しています。
ジグゾーパズルは知育玩具にぴったり!
今回は知育玩具としてのジグゾーパズルを紹介しました。
遊びながら学ぶことができるおもちゃは、お子さんの成長には欠かせません。
お子さんの成長のために、ぜひジグゾーパズルを活用してくださいね!