ジグソーパズルは250年ほど前に、イギリスで生まれました。
また、日本で作られるようになってから、まだ50年ほどしか経っていません。
今回はジグソーパズルの歴史をご紹介します。
ジグソーパズルの過去、現在、未来を一緒に見ていきましょう
ジグソーパズルの起源
ジグソーパズルが生まれたのは1760年頃のイギリスです。
イギリスの地図職人「ジョン・スピルズベリー」が地図をパズルにしたのが始まりと言われています。
この頃のイギリスは産業革命が起きて、世界に進出しようという頃。
子供たちに世界の国々の教育をする必要がありました。
そこで世界地図をバズルにして遊ばせるという画期的なアイデアで、ジグゾーパズルが生まれます。
この頃のジグゾーパズルの材料は木材でした。
ジグソーパズルの「ジグソー」は、英語で糸鋸(いとのこぎり)を示す「Jigsaw」です。
糸鋸で木の板をピースに加工していたことが由来です。
なお、現在の価格では1セット10万円以上する高価なものだったそうです。
ピースを置いて地理を学ぶのは画期的なアイデアですね
楽しく遊んで、しっかりお勉強。
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ジグソーパズルの発展
現在のように紙製のジグソーパズルが主流になるのは、1800年代後半からです。
材料を紙製にすることで、木材のパズルよりも材料費を安くすることができました。
また、製造方法も糸鋸で切断するのではなく、金属製の抜き型で押し切るようになりました。
加工方法が変わり、大量生産ができるようになりました!
1900年代半ば頃には、印刷技術も発展し、現在のような風景画や美術絵画のジグソーパズルが生まれます。
材料費と加工費を抑えることで、販売価格は下がります。
手頃な価格で買えるようになったことで、広く親しまれるようになりました。
教育用のツールから、娯楽用品に変わったんですね!
日本とジグソーパズル
1970年頃になると、日本にもジグソーパズル輸入されるようになりました。
ジグソーパズルのブームの火付け役になったのは「モナリザ」
1974年に国内で公開されると、モナリザのジグゾーパズルがよく売れました。
しかし、その頃のジグソーパズルはヨーロッパの風景画も多く、日本人には馴染みがありませんでした。
日本で初めてジグソーパズルを生産したのは「株式会社やまのん」です。
「富士山」「金閣寺」「銀閣寺」「姫路城」など、日本人に親しみのある絵柄で販売し、徐々に人気を獲得していきました。
株式会社やまのんは現在でも国内シェアトップ集団を走り続けるジグソーパズルメーカーです!
日本国内で製造が始まってから、半世紀が経った現在でもジグソーパズルは趣味として人気です。
大人から子どもまで、一人でも大人数でも楽しめます!
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国内最大級のジグソーパズル専門店ジグソーパズルの現在
ジグソーパズルは250年ほどの歴史があります。
海外では何度も組み立てて遊ぶ玩具という認識が根強く残っています。
しかし、日本国内では一度組み立てたパズルを飾って楽しむ方が多いのではないでしょうか。
国内ではアニメのキャラクターのジグソーパズルが人気です。
ジグゾーパズルの材質も紙製が主流ですが、プラスチック製のものも増えてきました。
「立体のもの」「発光するもの」「光が透けるもの」
飾ることを楽しむため、形状や材料を工夫してさまざまな商品が誕生しています。
ジグソーパズルの進化
これからのジグゾーパズルはどのような進化をするのでしょうか。
医療分野
ジグソーパズルは脳の活性化を促すということで、認知症の予防に使われています。
また、ストレス解消にも役立つことから、医療分野でも見直されています。
教育分野
ジグソーパズルはもともとは教育用のツールとして発明されました。
繰り返し地図を並べることは、反復練習になります。
また、宇宙飛行士の選抜試験でもジグソーパズルは活用されています。
娯楽分野
ジグソーパズルは電源を必要としない趣味です。
コンピューターゲームが誕生して、ジグソーパズルの市場は縮小しました。
しかし、パソコンやスマホから離れることで、現実世界や自然との触れ合いを大切にするデジタルデトックスという考えも広まっています。
ジグソーパズルでデジタルデトックスをしてみませんか?
国内ジグソーパズルは現在進行形で進化中!
今回はジグソーパズルの歴史を紹介しました。
イギリスで誕生してから、250年ほどの歴史のあるジグソーパズル。
日本ではまだ50年ほどの歴史しかありません。
これからどんどん進化をするに違いない国内のジグソーパズル。
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